よくある質問:訪問看護と訪問介護の違いは?

在宅での生活を支えるサービスには「訪問看護」と「訪問介護」があります。
名前が似ているため混同されがちですが、実際には目的や担当するスタッフ、提供できるサービス内容が大きく異なります。
訪問看護とは?
- 医療専門職(看護師・理学療法士など)が自宅を訪問
- 主治医の指示のもとで医療的なケアを行う
- 例:服薬管理、点滴、褥瘡(床ずれ)処置、リハビリ、在宅酸素の管理、終末期ケアなど
👉 医療処置や病状の観察が必要な方に向いています。
訪問介護とは?
- 介護福祉士やホームヘルパーが自宅を訪問
- 日常生活を送るためのサポートを行う
- 例:食事・入浴・排泄の介助、掃除・洗濯・買い物など生活援助
👉 生活面のサポートが中心で、医療行為は行えません。
違いをまとめると
| 項目 | 訪問看護 | 訪問介護 |
|---|---|---|
| 担当スタッフ | 看護師・療法士 | 介護福祉士・ヘルパー |
| 主な目的 | 医療処置・病状管理 | 生活援助・身体介助 |
| 主治医との連携 | あり(医師の指示書に基づく) | なし |
| 利用対象 | 医療ケアが必要な方 | 日常生活に支援が必要な方 |
両方を併用するケースも
実際には「訪問看護」と「訪問介護」を同時に利用している方が多くいらっしゃいます。
例えば、訪問看護で服薬管理やリハビリを受けながら、訪問介護で掃除や入浴介助をサポートしてもらう、といった形です。
まとめ
- 訪問看護 → 医療ケア・病状管理が中心
- 訪問介護 → 日常生活のサポートが中心
- 必要に応じて両方を組み合わせることで、自宅で安心して生活を続けることができます。
クリーンケアでは、主治医やケアマネジャーと連携しながら最適なサービスをご提案しています。
「どちらを利用すべきかわからない」という方は、お気軽にご相談ください。


